Play Games / 遊んだゲームの話(2025年6月)
最近ゲームを遊ぶことが増えたので、その記録をつけてみる。
ゲームを遊ぶことが増えた理由
以前から主なコンソール機は所有している上にPlayStationやXBOXのサブスクにも加入しているので、それなりにゲームを遊ぶ人ではあった。
そこに、ここ数か月の間に私のゲーム環境へ以下のような変化が訪れた。
- Microsoftのポイ活を始めた
- メインPCのグラフィックボードを換装した
- Nintendo Switch 2が当たった
1つ目はMicrosoftのポイントサービスであるMicrosoft Rewardsを本格的に始めたことである。
冒頭でも触れたとおり、XBOXのサブスクサービスであるGamepassに加入していることもあり、ゲームを遊んでいる間に「リワードを取得しました」とメッセージが表示されることもあり、時折ポイントが加算されていることは知っていた。しかし、あまり気にしていなかった。
ある時、SNSを見ていると「Gamepassでポイントを貯めてゲームを買った」という内容の投稿が目に入り、「そんなに貯まるのなら貯めてみてもいいかもしれない」と思い至り始めてみたのが3か月ほど前の話。まだ貯めるだけで交換はしていないが、一月でおよそ1万ポイント程度貯まっており、XBOXギフトカードなら1500円分くらいだったりAmazonや楽天でも1000円分くらいだったりにはなるのでスキマ時間のお小遣い程度にはなっている。
そのポイント獲得の条件の中に「Gamepassで提供されるゲームを一月で4本、または8本遊ぶことで一定のポイントが獲得できる」というものがあり、月8本遊ぶのが目安(目標)になったことがゲームで遊ぶ量が増えた理由である。
2つ目はメインPCのグラフィックボードをnVIDIAのRTX 5080に換装したことである。
それまではGTX 1080という4世代?くらい前のボードを使っていたのだが、写真現像などでAdobe製品をよく使ったりAIで遊んだりしていたこともあり、実用上はまだ問題ない状況ではあったがそろそろスペック的な厳しさを感じることが増えてきたため、思い切って換装したのが2か月ほど前の話。RTX50系はコスパが良くないとか安定性に欠けるとか、色々よろしくない評価は散々な様子だが、それはまた別の話としておいて。
そんな感じでグラフィックボードを新しくしたことで、今まで性能面で推奨スペックに満たないだめに見送っていたパソコンでのゲームも遊べるようにもなった。それに伴い、PCゲームをチェックしだすようになった。
また、一つ目に触れたGamepassがコンソール機だけでなくPCも対象である『Gamepass Ultimate』に加入していたため、PCでもGamepass対象ゲームを遊ぶことがポイ活の一部になることも、またPCでゲームをするようになった理由である。
3つ目はNintendo Switch 2が当たったことである。
元々Switch 1も所有しているのだが、あまり友人がいないためパーティゲームが多めのSwitch自体の稼働率はそこまで高くなかったのだが、昨今の半導体問題などゲームハードの普及問題などを踏まえて、いずれ何かのゲームを遊びたくなった時にすぐに手に入らないであろうことも十二分に予想されるため、任天堂公式の予約抽選に申込だけはしていた。
『Nintendo Switch Onlineに加入していること』と『Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であること』の予約条件2つはクリアしていたものの、それほど稼働していないユーザだからどうせ当たらないだろうと高を括っていた。発売日に購入できる権利を得る第一回、第二回の抽選は予想通り落選し、初回出荷分の次が来るのは時間がかかるから手に入るのは早くても2~3か月後だろうと思っていた。
その矢先、第三回抽選に当選したとの通知が届いた。6月中には手に入るらしく、月末に届くと考えても当初の想定からすれば十分に早い到着である。
そんなことを考えていると発売日の6月5日から遅れること1日、つまり翌日に発送通知が届き、週末には自宅にSwitch2が届いたのである。予想を上回るスピード展開である。ゲームに限らず購入した商品を開封するのが数日後であることが日常茶飯事である私にとってみれば、発売日に購入して週末に開封したのと変わらなかった。
良い意味で予想を裏切られたことも、またゲームをする機会を増やす理由を後押しすることとなった。
2025年6月に遊んだゲーム
前口上が随分と長くなってしまったが、そんなわけで遊ぶゲームが増えたのでその記録を付けてみようと思う。
なお個人的に点数を付けるという行為はあまり好きではないので、ファジーな評価ということで感想文を添えるだけであることはご了承いただけると幸いである。
Nintendo Switch 2
マリオカートワールド
Nintendo Switch 2と同梱されてきた『マリオカートワールド』である。
前作である8DXはちょっと触れた程度であり、それ以前の作品はほとんど遊んだことがない。正直なところ、私にとってはスーパーファミコンの初代マリオカート以来となるマリオカートである。
フィールドがオープンワールド化したことが本作の一番の特徴であり、各レース会場間をラリーのように移動しながらレースを展開できることがウリと言っていいだろう。
コース間の移動は比較的開けたコースを走ることが多く、従来作品(と言っても初代と8DXしか知らないが)のようなショートカットでのタイム短縮をする展開よりも、アイテムの使用により上位陣を蹴落とすことで順位が変化していくことの方が多く感じられた。最大24台のカートが(コース間の)公道で蹴落とし合いながら走っていく様子はとてもハチャメチャであり、どこかの公道カートよりも迷惑であると言っても過言ではないだろう。本当にこれで良いのか任天堂。
なお、このハチャメチャ感はパーティーゲームと遊ぶのであればとても楽しいものではあるが、レート戦など上位を狙う必要があるモードとは相性が良いとは感じられず、むしろ悪いと言っても差し支えないかもしれない。コース間の移動時はアイテムの被害を避ける走り方(あえて下位をキープするなど)を強いられ、コースにたどり着いてからは逆にショートカットを使用したり加速アイテムを使用したり時間を短縮するレースを求められる。
なので、レートを意識するととても最適化されたレースが求められるのが明らかなので、そこまでやり込む気力のない私にとってはちょっと厳しいかなというのが正直な感想である。
一方で、各地に点在するコインなどの収集要素を集めたり、ミニゲームをクリアしたりするオープンワールドのフリーランモードもあるのでレート戦ガチ勢以外の人はこちらを楽しめばいい…と言いたいのだろうが、こちらも結構問題があると言える。
収集したアイテムやミニゲームがワールド内の何処にあったのかをマップから確認できないので、自分が何を取ったのかもよく分からなければ、回っていないエリアが何処なのかもよく分からない。コインならコースごとの枚数は表示されているが、ミニゲームに至っては取得状況を知る方法がミニゲーム開始場所に行く以外が何もなければ(ミニゲームの開始条件であるPスイッチの色でクリア有無を判断するしかない)、そもそもミニゲームの全数すら知る手段すらない。コンプ欲を満たすこともままならない。
以上より、現状は『レート戦ガチ勢がやり込む』か『ライト層が集まってワイワイと楽しむ』の二択の遊び方をするしかないかなというのが個人的な感想である。そしてワイワイ集まって遊ぶには、今も続く予約戦争が一段落するまで待つしかないのが現状である。
XBOX
REMATCH
今月リリースされた新作その1。
1チームが3人から5人で編成される少人数のオンラインマルチプレイのサッカーゲーム。反則という概念もなければ、場外という概念もない。プレイヤーはチームの1人を操作し、まさに一選手となってサッカーに参加するような感覚が楽しめるゲーム。
『Sihu』の開発会社が作成したゲーム。『Sihu』そのものは高評価なのは知っていたし、面白そうだなと思いつつもずっと見送っていたゲームだったのだけど、その会社が新作サッカーゲームをリリースしたのを聞いて遊んでみた。ゲームシステム的には『ロケットリーグ』に近いという話を聞いたけど、同作は未プレイなので真偽は不明。
前述のとおり、プレイヤーはチーム内の1人だけをプレイしつづけるシステムなので「サッカーに参加している」感がつよく、学生時代の体育の授業などでサッカーをしていた思い出とリンクするような感覚がダブって思い起こされた。
キャラクターごとの能力差は一切なくプレイヤーのスキルのみがゲームを左右するというゲームデザインであり、私のようなサッカー初心者たちが集まるとボールにみんなが集まる小学生のようなサッカーになるし、きちんとサッカーを熟知しており各々の役割をちゃんと務めるプレイヤーが集まれば(おそらく)プロのようなサッカーになるのも面白い。
私は今のところディフェンスやキーパーに回った方がチームとしては比較的貢献できている(ような気がする)のも、学生時代の私そのもののようで、そこまでプレイキャラに投影しなくてもいいんだよと思わなくもない。
そんな感じでゲーム自体はシンプルながらかなり面白くしばらくはオンラインが盛り上がりそうな雰囲気もあるのだが、一方で現時点ではそのオンラインマッチングそのものが不調であり、アジアサーバではまともにマッチングしないのが残念なところである。
XBOX版で遊んでいるのでマッチングしにくいというのも少なからずあるとは思うが、ヨーロッパサーバだと十数秒もあればマッチングするのでまったく人がいないというわけでもなく、バグなどの不具合の影響もあるのではないかなと思われなくもない。クロスプレイについても今後のアップデートで対応予定とのことらしいので、今後の展開にも注目しておきたいところである。
The Alters
今月リリースされた新作その2。
宇宙船の不時着からたった一人生き延びた宇宙船作業員の主人公が生き残るために、『別バージョンの自分自身』と協力していくサバイバル・ストラテジーゲーム。
ちょうど始めたところで、最初の『オルター』と出会ったところまでしかプレイしていないので現段階ではまだ書けることはほとんどないのだけど、序盤の展開だけで引き込まれる世界観は感じられた。結構頭を使いながら進めていくことになりそうなのでゆっくりになるかもしれないけど遊んでいこうとおもう。
to a T
先月末にリリースされた新作その3。
塊魂シリーズのクリエイターである高橋慶太氏の新作ゲーム。両手を真横に伸ばした「T」のポーズで暮らす10代の若者が日常生活を送るストーリー。
とりあえず第1話をプレイしてみて、これはついでに遊ぶゲームというよりはドラマを観るようにきちんとストーリーを追っていくべきゲームだなと感じて一旦中断。きちんと気が向いた時に一気にクリアまでやってしまおうとは思っている。
The Elder Scrolls IV : OBLIVION Remastered
4月に突如リリースされたTESシリーズの第四作であるOBLIVIONのリマスター版。
seriesとしては最新作であるTESV:SKYRIMの方はプレイ済(但し未クリア)だったが、オリジナル版であるXBOX360版のOBLIVIONは、まだ当時洋ゲーに関心がなかったこともあり未プレイだったのでGamepassのDAY 1でリリースされたこともありプレイしている。
クラシックなファンタジー世界を自由にロールプレイできるという、まさにエポックメイキングなゲームを今のグラフィックで体験できるという楽しさは素晴らしいものがある。一方で独特なバグもきちんと残ってしまっているのは良くも悪くもベセスダを感じられる。
しばらくゆっくりと遊んでいたのだが、6月になってβ版のバグフィックスがリリースされたことで、もしかしたらバグの一つである字幕バグ(NPCの会話の字幕が多々表示されないことがある)も今後改善されるかもしれないなと思い、一旦プレイを中断して様子見をしている。
Core Keeper
仲間たちと探検中になぜか一人謎の洞窟で飛ばされてしまった探検家が洞窟内を探索していく、サバイバルサンドボックスゲーム。
2~3年前に序盤のボスである三巨像を倒してコアを起動するところまでプレイして中断していたのだが、なんとなくクラフト系のゲームをしたいなと思い、Xbox版で一から再プレイ。
当時からかなりアップデートが加わっており、各種アイテムやボスの追加など様々な要素や改善が入っていて、かなり遊びやすくなった印象を受けた。特にアイテムの所持上限が少なくて頻繁に拠点に戻る必要があったのが、かばんやポーチの追加で所有できるアイテム数が非常に増えており、一度の探索が長く楽しめるようになったのが好印象。
今月の中盤から終盤にかけて一番遊んでいたゲームであり、ラスボス撃破からエンディングまで終えることができた。
ただクリアしたとは言え、まだストーリー進行に関係ないサイドボスやアップデートで追加された新ボスなどは撃破していなかったり、最強武器や防具の作成などやれることはまだまだ残っていそうな雰囲気がする。拠点のクラフトもまだ作り込めることは残っているし、来月以降もまだちょこちょこ遊んでいくことになりそう。
BALATRO
昨年大流行りしたローグライク型ポーカーゲーム。
3か月ほど前にグリーンステークまでクリアする程度には遊んでいて、現在はMicrosoft Rewards のGamepassゲーム8本の条件を満たすのも兼ねて時々遊んでいる程度。一度プレイしだすと結構な勢いで時間が溶けていくので怖いみたいなところもちょっとある。
Powerwash Simulator
2~3年前に大流行りした高圧洗浄シミュレーターゲーム。
2年ほど前にメインシナリオ?は最後までクリア済み。Gamepass版でDLCがいくつか追加で遊べることに気付いて、BALATRO同様にGamepass8本の条件を満たすのも兼ねて時々遊んでいる程度。ソロプレイだと1ステージクリアするのに軽く2~3時間はかかるのでこれもプレイするのにちょっと気合がいる(途中で中断もできるのだけど)。
新作であるPowerwash Simulator 2が今年出る予定らしいので、出たらプレイするかもしれない。
Microsoft Solitaire Collection
私のようなWindows95時代からのユーザについては付属アプリとしてよく遊ばれたゲームの中の一つであろうソリティア。
いつの間にかGamepass対応のゲームとなっており、Microsoft Rewardsポイ活の条件である「PCゲームをプレイする」を満たすために多くのGamepassユーザがとりあえず起動しているであろうゲームとなっている。(たぶん)
何気に実績機能にも対応しているのだが、デイリーチャレンジを毎月一定数クリアすることで得られるバッジを最大12個集める必要があり、つまり実績コンプするには絶対に最低1年はかかるという地味に鬼畜使用だったりする。ちなみにGamepass対応ではない完全フリーゲームのマインスイーパー(Microsoft Minesweeper)も同じような仕様である。
また申し訳程度のオンライン要素として、毎日提供されるイベントのクリアタイムを一定数のユーザで構成されるグループ内で競い合うタイムアタックモードもある。しばらく挑戦しているのだが、別格に早いユーザが絶対にグループ内に数人おり、いまだに1位を取得したことがない。今のところ3位が自分の取得した最高位だ。
現在はコツコツデイリーチャレンジをこなしながら、時々イベントタイムアタックに挑戦しているところである。いつか実績コンプできたらいいし、いつか1位も取れたらいいなと思っている。
PlayStation
PlayStationは今月未稼働。
先月くらいまでは『Rise of the RONIN』を遊んでいた(未クリア)のだけど、後半に差し掛かったところで息切れして今に至る。
STEAM
Steamも今月は低稼働気味。
ちょうどSteamのサマーセールが始まったことも影響して積みゲームを増やしてしまっているので、来月はプレイするゲームが増えるかもしれない。
Destroy All Humans!
今月唯一遊んだSteamゲーム。
元は2005年にXBOXとPlayStation2で発売されたゲームで、2020年にリメイクされたもの。
タイトルの通り、主人公である悪のエイリアンが地球にやってきて人間をはじめとする地球の生物たちをボコボコにする(※オブラートな表現)という往年のアメリカ製パニックホラー&コメディ的なゲームなのだが、日本版に限ってはその『ボコボコにする(※オブラートな表現)』が当時の日本市場においてはグロすぎるために発売が認められなかったらしく、そこで当時の日本でのパブリッシャーであったセガが国内販売を実現するために主人公エイリアンであるクリプトを関西弁に変えて目的を兄弟を助けにきたことにするなど徹底的な改変(コメディ化)を行い、原作とはまったく異なるストーリーにして販売を実現したという怪作であった、らしい。
セガのゲームは当時ある程度チェックしていた気がするのだけど、なんで当時知らなかったのだろうな。たぶん目には入っていたけど意識にまでは届かなかったのだろう。
そんな奇作の実況動画を少し前に見て本作品を知ったのだけど、その流れでこの作品がリメイクされていたことを知り、それがちょうどセールしていたのでつい買ってしまった、という流れである。
まだプレイ中であるのできちんとしたプレイ感想は今回は置いておくとして、現時点で言えることは間違いなく頭をからっぽにして遊べるゲームではある。というか、真面目にストーリーを見ると色々と危険な発言が散見される内容なので、頭をからっぽにした方がいい、の方が適切かもしれない。
まとめ
まとめ、という程でもないけれど。
私自身のプレイスタイルとしては元々は1本のゲームに集中して遊ぶタイプであまり複数のゲームを同時並行することはなかった。こうやって一月で10本程度遊ぶようになったのは冒頭にも触れたような経緯もあれば、そもそもGamepassやPlayStationPlusのようなゲームのサブスクサービスが出来るようになって様々なゲームに触れやすい環境が出来ているということも大きい。
加齢もあってかなんとなく自分の見聞が固定化されているような感覚になることもあるので、今後は(少なくとも当面の間は)複数の作品に触れていけたらいいかなと思ったりしている。