『Hexcells』三部作を遊んだ話

『HEXCELLS』 三部作をクリアしたので感想メモ。

昨年の年末に『2024: Mosaic Retrospective』(←STEAMリンク/無料!)を遊んだ辺りからアクション性のないパズルゲームをプレイするのが日課のようになっている。GamePassのポイ活ついでにソリティアをするのもいいのだけど、他になんかないかなと思っていた頃にネットでオススメとして見かけた『HEXCELLS』が面白そうなので買ってみることにした。

…というのがちょうどSTEAMサマーセールが行われていた7月の話。今はもうウィンターセールが始まってしまったので半年ほどライブラリ内で温めてしまったものの、今月になってふらっと遊んでみたらやっぱり面白かったのである。

ゲーム概要

『Hexcells』はMatther Brownが作成したパズルゲームで、Steamでは2014年に販売開始されており11年前のゲームである。

いくつか類似するパズルゲームもあるものの、『Hexcell』を冠するゲームは以下の3本があり三部作となっている。

STEAM販売サイトより

HEXCELLS

(STEAMリンク)

「Hexcells」は心静かに楽しむことができるPC、Mac、Linux用のパズルゲームです。

HEXCELLS PLUS

(STEAMリンク)

「Hexcells Plus」は心静かに楽しむことができるPC、Mac、Linux用のパズルゲームです。

HEXCELLS INFINITE

(STEAMリンク)

「Hexcells Infinite」は心静かに楽しむことができるPC、Mac、Linux用のパズルゲームです。


ゲームシステム

前項のバナーも説明もSTEAMのページもほとんど違いが分からないと思うが、ゲームシステム自体も三作ともほぼ同じとなっている。基本ルールは「マインスイーパー」と「ピクロス」を合わせたようなゲームシステムで、タイトルのようにマス目となるセルの形が六角形(HEXagon)になっているのが特徴となっている。

隣接するブルーセルの個数(マインスイーパー的要素)

マインスイーパーのように隣接するセルの中にある”ブルーセル”の個数が表示されており、そこからブルーセルとそうではないセル(画像は『Hexcells Infinite』のもので、かつダークモードでプレイしているので”ブラックセル”となっている)

マインスイーパーにはない要素(情報)として、周囲のブルーセルが全て連続している場合は数字が{3}のように中括弧で表示される。また、逆に周囲のブルーセルが全て連続しているわけではない場合は数値が-3-のようにハイフンで囲まれて表示される。

全て連続していないというのは1つ1つがバラバラというわけではなく、-3-の場合はセルが[青]-[]-[青]-[]-[青]や[青]-[]-[青]-[青]のように並んでいるといった感じで3つ続きになっていないという意味である。

中括弧やハイフンがないただの数字だけがある場合は、そのどちらの可能性もある、つまり配列に関する情報が一切ないことを表しているということになる。

これでセルがブルーセルかどうかを推察していくのだが、残念ながらすべてのセルに数字が表示されるわけではない。中には「?」と周囲のブルーセルの個数に関する情報がないセルも出てくるのである。そこで次にピクロスのような要素が入ってくるのである。

列上にあるブルーセルの個数(ピクロス的要素)

セルの外にある数字が、対面に伸びる列上にあるブルーセルの個数を表している。

上記の画像だとセルの上にある数字はその下にあるブルーセルの個数を表しており、120度傾いた数字はそのまま120度傾いた列上にあるブルーセルの個数を表している。四角形セルのピクロスだと上側と左側にセル数を表す数字があるのが一般的であるが、六角形セルのHexcellではその数字が上側と左上、右上の3方向になっている。

またセル外の数字はピクロスのように複数の数字があるわけではなく、セル内に表示される数字と同様に1つだけであり、数値のみ、中括弧(すべて連続)、ハイフン(すべて連続でない)と属性情報があるという形式になっている。


このようなマインスイーパー的な要素とピクロス的な要素が組み合わさることで、マインスイーパーのような一意に決められない解法が存在しない、論理的に全てのセルが解けるようになっているゲームとなっている。

2ヘックス範囲内のセルの個数(plus、infiniteでの追加要素)

さらにPlus以降の新要素として、隣接するセルではなくもう一回り範囲を広げた2マス分の範囲内にあるブルーセルの個数を表すブルーセル内の数字という新しい情報が出てくる。

これまでのセル内数字が周囲の6セルの中にあるブルーセルの数を表示しているのに対して、新要素のブルーセル内の数字は周囲18セルの中にあるブルーセルの数を表示しているのである。

チェック済のブルーセルと同じ色なので混同しやすいが、あくまで”周囲”の数なので数字が表示されている自分自身のセルはカウント外となる。そのため数え間違いをしないように注意が必要となる。


以上が『Hexcells』のルールの全てである。

無印→Plus→Infiniteの順にパズルの難易度が少しずつ上がっていくのと、三作目のInfiniteにはパズルを自動生成するジェネレーター機能やユーザ作成機能がありタイトルの名の通り”無限”に遊べるモードが追加となっている。


感想

元々私自身がかつてマインスイーパーにハマっていたこともあり、六角形という複雑?な形ではあるがすんなりとゲームに入りやすかったのがまず大きい。

そしてマインスイーパーの不満としてよく挙げられる運要素(ゲームスタート序盤にある程度スペースが開かないといけない、周囲の数字から複数のパターンが考えられる、など)が排除されており、すべてが実力(理屈)で解けるようになっているのがゲーム的な納得感をもたらしてくれている。

『Hexcells Infinite』に追加されたパズルジェネレーター機能を使えば際限なく遊び続けられるのは良いのだが、難しいモードで生成すると「本当に全部理屈で解けるのか?」みたいなパズルが時々出てくるのが難点である。(おそらく私が気付いていない解法があるのだろうけど、でも予め用意されているパズルは全部解いたしなぁ…という気持ち)


ゲーム側で予め用意されたパズルはソフト1本あたり2時間程度で全てクリアできたので、ボリューム面を考えるとパズルジェネレーターがある『Hexcells Infinite』が一番オススメである。

ただ、『Hexcells』『Hexcells Plus』が350円と安価(Infiniteが580円)ということもあり、しかも冒頭でも述べたとおり11年前のゲームということもあってかセール期間であれば200円未満で買えるので、試しに無印の『Hexcells』を遊んでみるのも良いだろう。


あまりに楽しかったので開発元Matthew Brown製の他のゲームも揃え始めている。

『Hexcells』三部作以外は日本語対応していないのだが、もし無事にある程度遊ぶことが出来たら感想を書くかもしれない。


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